AIToday
大規模言語モデルオープンソースAIAI Weekly掲載日時: 2026年10月28日 10:00

Liquid AIが小型マルチモーダルモデルLFM3公開

LINEで送る
Liquid AIが小型マルチモーダルモデルLFM3公開

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    Liquid AIは10月27日、LFM3を公開した。テキスト、視覚、音声、オムニ、2種の意思決定モデルの計6つのオープンウェイトモデルで、LFM3-1.7B-Baseから派生している。

  2. なぜ重要か

    1.7B基盤は4bit精度で約1 GBに収まり、試験した3端末すべてで次モデルより1.8〜2.8倍高速にデコードすると同社は説明する。高性能なマルチモーダルモデルをスマホやエッジ機器に載せられる。

誰に効くか組み込み・モバイル開発者やSamsung、OnePlus、Raspberry Piなどの端末メーカーは、ローカル実行できる約1 GBのオープンウェイトモデル群を手に入れる。オンデバイスアシスタントやツール呼び出しアプリを手がけるチームへの影響が最も直接的だ。

わからないところ、AIに聞けます

質問と回答はこのページに公開されます。

こういう要約が、毎朝あなたのメールに届きます。

背景と解説

Liquid AIの狙いは、モダリティごとに別モデルを用意するのではなく単一の基盤に集約することにある。1.7B基盤は24ブロックにわたり13の畳み込み層、256トークン窓のスライディングウィンドウ注意層5層、グローバル注意層6層を組み合わせたトリハイブリッドで、カーネルサイズは7、語彙は128K。この設計により、1つの基盤からテキスト、視覚、音声、オムニの各変種を生み出せる。

同社はLFM3を自社の過去モデルとも比較する。1.7Bテキストモデルはパラメータを35%削減しながらLFM2.5-2.6Bを上回り、LiveClawで45.60、BFCL V4のツール呼び出しで71.39、IFEvalで96.66、ToolSandboxで80.36、AA-LCRで52.83を記録した。もう一つの柱はフットプリントで、4bitで約1 GB、NVIDIA B300 1台で1日36億トークンを生成できる。

AmbarellaのMalhar Palkarは今回の発表が狙う制約について、課題はエッジ端末の計算能力、メモリ、電力の制限内でこうした機能を届けることだと述べた。過去90日間に追跡されたマルチモーダルモデルの公開は約100件に及び、今回の発表もその流れの中にある。

よくある質問
LFM3の6モデルとは何か?
テキスト、視覚、音声、オムニ、2種の意思決定モデルで、いずれも同じLFM3-1.7B-Base基盤から派生している。
モデルはどこで入手できるか?
基盤モデルと事後学習済みモデルはオープンウェイトで、Hugging Faceで公開済みだ。
LINEで送る

ASCII.jp、GIGAZINE AI、Hugging Face Blogも報道

あなたの仕事に関係するAIニュースを、毎朝お届けします。

業界と使っているAIツールを選ぶと、仕事に関係するニュースが毎朝届きます。

登録無料・Googleアカウントなら30秒・いつでも解除できますAITodayについて →

AIに質問

この記事についてわからないことをAIに質問できます。AIはこの記事・AIToday の過去記事・Wikipedia を読み、出典を付けて答えます。Q&Aはこのページに公開され、他の読者も読めます。

質問と回答はこのページに公開されます。

このようなAIの動きを、御社の業界・競合に合わせて毎日届ける法人プランもあります → 詳しく見る

関連記事

次の記事へAnthropicがAIの破滅的リスクを警告