
何が起きたか
アマゾンが通年で2200億ドルの設備投資を予想し、直近12カ月のフリーキャッシュフローは第3四半期にマイナス420億ドルへ。
なぜ重要か
この支出はアマゾンのAIリーダーシップ維持に不可欠で、株価は予想利益の23倍と割安。キャッシュフロー圧迫は新データセンターの収益化まで続く見通しだ。
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アマゾンの支出急増は、世界最大のクラウドサービスプロバイダーという地位に直結している。AWSはすでに同社の営業利益全体の60%以上を占め、ここ数年はAI製品・サービスが成長を加速させてきた。AI以外の用途でAWSを使う顧客が、そのままAI用途でもAWSに流れやすいからだ。
この需要が新たなデータセンターや設備への投資を迫り、設備投資額は上昇を続けている。同社は第3四半期に設備投資の予想を据え置いたものの、第2四半期には200億ドル引き上げていた。CEOのAndy Jassy氏は第2四半期の決算説明会で、新データセンターが稼働するまでフリーキャッシュフローへの圧迫は続くと述べ、データセンターへの支出は収益化の2年前に発生するが、収益化はサーバーを接続した時点から始まると説明した。
この支出は無謀ではなく必要不可欠だ。同社の推論サービスであるAmazon Bedrockが急成長する数十億ドル規模のサービスとして最速だと指摘し、AWSの成長はAI投資が報われてきたことを示すと論じている。アマゾン株は予想利益の23倍とあって、長期保有に適した銘柄だ。
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