
何が起きたか
デジタル庁はガバメントAI 源内上の行政実務用RAGアプリの解説動画を公開した。文書管理質問応答-RAGは、ウェブサイトやSNSへの掲載情報も行政文書に当たると回答した。
なぜ重要か
回答には参照したファイル名とページ番号も表示され、職員が自ら出典を確認できる。内部ヘルプデスクの負担や一部の詳しい人への依存が軽減する。ただしAIの回答には誤りがあり得ると庁は警告している。
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動画は、マニュアルやガイドライン、報告書が膨大で長く、手続きや根拠の確認に時間がかかり、知識が一部の人に集中しがちという、よくある行政の課題を軸に構成されている。デジタル庁は、こうした文書を外部データとして登録すれば、AIが自然言語の質問から関連資料を探し、整理し、比較し、要約できるとして、RAGを解決策に位置づける。
2つの例が幅広さを示す。EASY質問応答-RAGは、行政文書を管理する電子システムEASYのマニュアルとFAQを対象とし、決裁文書の起案まで利用者を導く。回答には参照したファイル名とページ番号が表示され、原文と照合できる。デジタル庁の内部利用向けに作られた文書管理質問応答-RAGは、庁自身の文書管理規則を適用する。示されたやり取りでは、ウェブサイトやSNSへの掲載情報は行政文書に当たると結論づけたうえで、保存期間を無期限とし、保存場所をウェブサイトとするなど、ファイル管理簿への記録方法を説明した。
デジタル庁は、利用者が自分で答えを得られるようにすることで、問い合わせ窓口の負担を減らし、知識が特定の職員に依存するのを防ぐとしている。また、省庁が開発を依頼し、AIに参照させる文書を提供する仕組みも説明する。出来上がったアプリは、複数の組織での利用が見込まれる場合、原則としてガバメントAI 源内上で公開される。動画に加え、SEABISの旅費・旅費精算手続きや、Lawsyを使った法令調査についての別の解説も案内している。
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